時々、私の姉が施術を受けにやってきます。40代後半で小学校の支援員をしているのですが、自宅では畑仕事を頻繁にやっています。そんな姉が足の裏の接地について話してくれました。
以前勤めていた会社で、保健の勉強会に参加した際に『年齢を重ねていくと、次第に足の裏の外側を使って歩く方が楽になり、それが原因でO脚の変形性膝関節症になる。』という話を聞いたそうです。
その時は特に気にもしていなかったんですが、今になって「足の外側を使って歩く」ということをとても実感しているそうで、靴下の外側がよく破れるようになったらしいです。
でも私の施術を受けた後は、真ん中に重心が乗るように立つことができるそうで、喜んでもらっています。
また最近になり、正しい靴の教育について知る機会があったんですが、足の機能低下は子供達にも見られるそうです。
例えばよく聞くのが「偏平足」で、これは足裏の土踏まずがなくなってしまう状態です。土踏まずがなくなるということは、一部の例外もありますが、本来アーチ形をしてクッションの役割をしている足の裏が、平らになってしまい、運動時の衝撃を上手く吸収できずにいるということです。そうなると、運動をしている時にケガをするなどの危険が出てきます。
その他にも、足形を取った際に足の指の陰影が出ない「浮指」ということもあり、そういった子はかかと重心になり、姿勢が悪くなってしまいがちで、体も疲れやすくなることがあります。
足の裏の使い方次第で、様々なリスクがあるものです。もちろんこれらの症状は正しい靴を履くことでも改善はされますが、当然のことながら当院で施術を受けていただければ、私の姉のように変化を感じていただけると思います。
気になる方はぜひご相談ください。