院長のせやまです。
筋トレは続いているものの、少し飽きてきたのか回数が減り、体重は一進一退を繰り返しています。今月はゴルフがあるので、朝の「写ん歩」も取り入れながら、とりあえず体が動くようにしておこうと思います。
さて今回の話は、『施術をすることの大切さ』という話です。
外反母趾のある患者様が別症状で通院されているのですが、施術後に外反が少なくなっていることに気付かれました。足の裏が床に触れる際にあった違和感も、いつもより和らいでいる感じがあり、施術による効果を実感されたそうです。
そこで「今の症状と一緒に外反母趾も診てもらえないか?」と思ったそうなんですが、今の施術ですごく体が楽になるので「この施術を削りたくはないな」とすぐに思い直したそうです。
確かに二つの症状を一度の施術で診ることは可能なんですが、両方に効果を出そうと思うと難しいものがあり、必ずどちらかがおろそかになるか、どちらもたいして効果が出ないか、といったことになるので、この判断は賢明です。
ただ、「今のこの施術が自分には大切だ!」と感じてもらえたことが、施術の必要性を認めたもらえたようで私にはとても嬉しく、私としても何とかしてあげたいという気持ちになりました。
そこで私からの提案として「外反母趾も気にかけながら施術をする」ということをお伝えしました。メインはもちろん最初にあった症状の施術で、これを改善させることに全力を注ぎます。そこに外反母趾があることも考慮して施術をしていくことで、少しでも結果を出していきたいと思います。
時々、ここもあそこもどこそこも痛いといった方がいらっしゃいますが、同様に全てを一回の施術で改善に導けるわけではないので、一番辛い症状から施術をするようにしています。色々な症状で来院する場合には、ご注意ください。