新型コロナの感染が急激に拡がりを見せる中で、積極的に仕事をして良いのかどうか判断に悩むところがあり、なかなか投稿ができませんでしたが、コロナ情報に慣れてきたせいか、ようやく何か情報発信しないといけないなと思えるようになってきました。気ままに少しづつですが、また投稿をしていきたいと思います。
さて今回のタイトルですが、寝るときの枕のことで思うところがあり、書かせていただきます。
当院に来院される方で、肩や首が痛かったり、コリがひどいといった症状の方で、「そういえば最近 枕を替えた」という方が時々いらっしゃいます。
枕って破れて中身が出てしまいもう使えないとか、クッションがヘタってしまって寝心地が良くないとか、そういったことが無ければ頻繁に替えるものではありませんが、たまたまイオンやアリオへ行ったときに、ショップ店員さんに勧められて買ってしまう、もしくは寝ても疲れが取れないから自分にフィットした枕にしてみようとか、そういったことで買い替える方が多いのではないでしょうか。
別に枕を新しくするのは構わないのですが、選ぶ際には慎重に吟味をしていただきたいと思います。
『枕は思った以上に体に与える影響は大きいです!』
せっかく高価な枕を自分に合うようにオーダーしても、枕を替えたばっかりに首や肩の痛みが出たり、何かしらの不調が続いたりと、それ自体が無駄になることもあります。
おそらくこれにはメーカーや店員さんの、体に対する知識不足があるのではと思うのですが、人の体ってマニュアル通りにはいかないのです。100人いれば100通りの体です。似ているようでも一人一人違っているのです。
また、実物を触って気持ちいいなと思っていても、実際に寝てみるとちょっと違和感がある、といった事もあるかと思います。
これを踏まえた上でもし枕を替える必要があるなら、今使っているものと同じか、それに近いものを選ぶのが一番だと思います。
『今使っている枕があなたの寝具と体にはベストなのです。』
自分の体にフィットした高価な枕をオーダーする必要はありません。例え安い物でも、使い慣れたものの方が良いのです。そう思ったこの頃でした。